デンマークは北ヨーロッパで最も給与レベルが有利な国です。賃金の上昇率は緩やかで雇用側の社会保障負担率の低さは世界一です。

低い雇用側負担額

雇用側負担額はコペンハーゲン首都圏ではかなり有利です。研究者の他、エンジニアや研究開発チームリーダーなど高能力の被雇用者向けの給与レベルは、ベルリン、ハンブルグ、アムステルダム、ストックホルムなどの他の北ヨーロッパの都市と比べても低めです。

固定した社会保障負担率

デンマークは世界で最も雇用者負担額が低く、従業員一人当たり年間1%未満(最大1350ユーロ)です。

これは医療費と社会保障はデンマーク政府によって支払われているためで、年金制度もほとんどが公的よりも民間主体であることもその理由です。

Employer social security tax rates

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Source: IMD 2015