ビジネスに最適な場所」に何度も選ばれているコペンハーゲン。会社登記は数時間で完了です。

デンマークでは会社の届け出もオンライン登録が可能で、数時間で会社設立ができます。現地の株主や現地の住民登録申請などは必要ありません。

デンマークで最も一般的な会社形態は簡単で即座に登録可能な有限会社です。

有限会社

一般的によく見られる有限会社には二つのタイプがあります。

  • A/S (公開有限会社または株式会社) 最低株式資本金40万デンマーククローネ(53,532ユーロ)
  • ApS (非公開有限会社) 最低株式資本金4万デンマーククローネ(5,353ユーロ)

株式資本金は経費とは見なされず封鎖されるわけでもないので、運転資金の一部として使うこともできます。最低株式資本金を上回る資本金は出資することもできますが、後に一定の規定に従って払われます。最低株式資本金以外にA/SとApSは取締役やその他の構成が違います。>

デンマークでの法人設立方法は3種類

  • オンライン登録 ー the Danish Business Authority(=デンマーク法務局)のオンライン電子登録システムを利用すれば数時間で新規会社登記が可能。
  • 書面での応募 ー 従来通りの書面での会社登記の場合、通常2〜3週間で登録可能。
  • シェルフカンパニーの買収 ー “オフ・ザ・シェルフ”カンパニーとは既に設立・登記済みだが実際の活動や運営が全くされていない会社のこと。このような会社を購入すれば翌日から稼働が可能。

オンライン登録は迅速かつ経費効率が高いので、デンマークではこの方法が最も一般的です。

北欧・欧州での事業拡張に優れたプラットフォームを持つデンマークの企業

デンマークには、企業の海外支社にはデンマークでの税金は通常免除されるというユニークな税法があります。

そのためデンマークで会社を立ち上げ、そこから他国に支社を設立して北欧や欧州へ事業拡張していくのが理想的なプラットフォームでしょう。

さらにデンマークで会社を設立するのは支社を設立するよりも容易で迅速、コスト効率もより優れています。支社の登録は通常数週間かかる上、費用もより高額であるのに対し、新規の会社は登録も開業も数時間で可能です。

デンマークでのサービス・製造業

デンマークで製造業を営む場合には幾つか方法があります。外国企業は製造用設備を建設・取得・リースするか、または国内にある同様の製品の工場を利用して製造することができます。デンマークで製造業を営む場合、通常は会社を設立して (A/S あるいはApS)、生産設備をリースまたは取得して行います。

サービス業は流通センター、シェアサービスセンターまたは地域本部を通じて営まれます。ほとんどの場合サービス事業はデンマーク法人 (A/S あるいはApS)を介して行いますが、支社または駐在員事務所という形で行うこともできます。